「大岳地獄物語」

「寛政の島原大変の記録誌」

2001.5.発行


雲仙普賢岳の200年前の大噴火「島原大変」の
記録誌「大岳地獄物語」が出版されました。

当時の農民が書き残した「寛政の島原大変」を2年半かけて解読し、
まとめたもので、A4版178ページ。

 #「島原大変 肥後迷惑」
  寛政4年(1792)雲仙普賢岳噴火後の眉山崩壊と大津波で
  島原、熊本で約1万5千人の犠牲者が出た大災害。

災害前の寛政3年7月〜4年4月の「大変」を経て、11年の夏までの、
8年間の庶民の視点での災害・復興の記録です。

200部発刊しましたが、入手希望者が殺到し、今現在増刷中だそうで、
7月初旬には準備できるだろうとのことです。(価格:未定)

 問い合わせ先:国見町教育委員会 0957-78-1100

私も申し込みましたので、7月初旬ころから読んでみて、
今後の噴火災害や復興に、何か役立ちそうでしたら、再度紹介します。