平成12年4月27日 長崎新聞
雲仙・普賢岳の噴火災害時に島原市長として防災復興作業を陣頭指揮した
元島原市長の鐘ヶ江管一氏(69)が26日、有珠山噴火のため豊浦町に移転している
虻田町臨時役場を訪れ、長崎良夫町長らを激励した。
鐘ヶ江氏は1980年から3期12年、島原市長を務め、91年以降の普賢岳災害では
市の災害対策本部長として住民避難などの指揮に当たった。
同町長によると、臨時役場を訪れた鐘ヶ江氏は
「住民の命を守る事が首長の使命。どんなことがあっても頑張ってほしい」と
激励したという。
石川注:鐘ヶ江市長=「ヒゲの市長」として、普賢岳噴火災害で有名になった方。
現在、防災などの講演会で全国を飛び回る。