長崎新聞

平成14年7月17日(水) 「がまだせ三宅島」


「がまだせ三宅島」

雲仙岳災害記念館 玄関に義援金箱

島原市平成町の
雲仙岳災害記念館(河野俊文館長)は
このほど同館玄関ホールに、
伊豆諸島・三宅島噴火災害の義援金箱を設置した。

同館職員の手作りで、ダンボールを活用。
「がまだせ三宅島」と大きく印字した紙と、
インターネットで入手した三宅島役場発行
「広報みやけ」今月号の一部を貼り付けた。

義援金が集まった段階で、
同役場を通じて被災者支援に活用してもらう。

同館の担当者は
「三宅島住民は今も苦労しているが、
 噴火状況などの情報は最近少ない。
 支援の気持ちを忘れず、
 少しでも力になれればと思い設置した。
 今後(三宅島関連の)特別展なども考えてみたい」
と話している。


「雲仙岳災害記念館」http://www.udmh.or.jp/

 *注 「がまだせ」=島原の方言で「がんばれ」の意味